Rider Mania 2022
様々なカルチャーとバイクが混じり合う
1年に1度のロイヤルエンフィールドのお祭り
「Rider Mania / ライダーマニア」は、ロイヤルエンフィールドが主催するモーターサイクルフェスティバル。世界各国からやって来るロイヤルエンフィールドのオーナーはもちろん、バイクを愛するライダーであれば誰でも参加できるイベントです。趣向を凝らしたバイクイベント、様々なジャンルのミュージシャンによるライブパフォーマンス、バイク系アート作品の展示や誰もが参加できるアートのワークショップ、パーツブランドの出展ブースのほか、カスタムバイクの展示やライディングスクール、ロイヤルエンフィールドの新型車発表や最新モデルの展示、それにレストランやバーの出店などなど、じつに多彩で個性的な文化がミックスしたイベントです。
そのライダーマニアが、3年ぶりに戻ってきました。2022年11月18日から20日まで、インド西部にあるリゾート地ゴアにある屋外イベントエリア/ヒルトップで「Rider Mania2022」を開催いたしました。2020年および2021年は世界的に広がった感染症によるパンデミックでイベントが中止でしたが、ようやくお祭りを開催することができたのです。
ライダーマニアの舞台となる屋外イベントエリアは、平時はだだっ広い広場。そこにオフロードレースやフラットトラックスクールを行う「MOTOTHRIL(モトスリル)」エリア、ロイヤルエンフィールドの新型車や歴史的モデル、カスタムバイクを展示する「MOTOVILLE(モトビル)」エリア、巨大なコンサートステージ「MOTOSONIC(モトソニック)」エリア、ロイヤルエンフィールドの純正アパレルやアクセサリー、それにバイク関連アパレルブランドやパーツブランドのアイテム、それにフードやドリンクが充実した「MOTOSHOP(モトショップ)」エリア、ロイヤルエンフィールドの開発陣がニューモデルの開発裏側を語ったり、バイクにまつわる様々な活動をしている方々がプレゼンテーションを行ったりする「MOTOREEL(モトリール)」エリアなどなど、エリア毎に空間を分け、巨大なイベントスペースを造り上げました。
ユニークなのは、会場一番奥にあるパーキングエリアに隣接する「TECH SHOP(テックショップ)」。ここには大量のスペアパーツと工具、それに複数の整備用リフトを持ち込み、インド中から集まった整備士が待機。ゴアまでの移動中に起きたバイクのトラブルを解決したり、その場で購入したアクセサリーパーツを装着したり、車両におけるあらゆるサービスを受けることができるのです。またテックエリア内には、ロイヤルエンフィールドがラインナップする多くのモデルが純正採用するインドのタイヤブランド「CEAT Tyre(シアット・タイヤ)」もサービスブースを出し、タイヤ交換も行っていました。要するに、ここまで来ればロイヤルエンフィールドに関するあらゆるサービスを受けることができて、これからも走り続けるための安心も提供しているのです。
また多くのライダーは、インドを中心に各地域で活動しているロイヤルエンフィールドのオーナーズクラブとともに参加。みなでTシャツを造ったり民族衣装を着たりするほか、会場に入場するときはそのクラブ員が隊列を組んで、歌を歌ったり踊ったり、楽器を鳴らしたりしながら大騒ぎする、というのが恒例。ですから会場はおそろいの衣装やTシャツやターバンなどを付けたライダーたちで溢れているのも「Rider Mania」の特徴です。
とはいえ、インドに住んでいても日本に住んでいても、バイク好きであることは同じ。どこから来たの? バイクは何に乗ってるの? オレのバイク見てよ!なんていう、バイク乗り同士で掛け合う会話も、バイクに対する情熱はみな同じです。「Rider Mania」は、そんなインドの熱いバイクファンと、バイク熱を分かち合うことができるイベントなのです。
そして2023年も11月にインド・ゴアで「Rider Mania」を開催する予定です。